JOURNAL / 飲食店のメニュー

飲食店のメニューページ、何を書く?
料理・価格・注文方法の整え方

写真で惹きつけ、言葉で選べるように。
料理名・価格・提供条件・確認先を、一つのメニューへ。

コーヒーと焼き菓子が並ぶ飲食店の生成イメージ画像
飲食店のメニューを考えるための既存生成イメージ画像です。実在する店舗・料理、GRAVIや顧客の制作実績ではありません。

料理の写真を見て「行ってみたい」と思っても、価格、提供する時間、注文方法が分からなければ、来店前の判断が止まることがあります。紙のメニュー画像をそのまま載せるだけでは、スマートフォンで文字が小さくなり、変更箇所も見つけにくくなります。

飲食店のメニューページは、雰囲気を伝える写真と、今選べる内容を確かめる文字情報を分けて考えます。この記事はカフェ、飲食店、持ち帰りを扱う店舗の担当者向けの制作メモです。実際の料理、価格、営業条件、食物アレルギー対応は店舗で確認した内容だけを掲載してください。

1. 料理名の前に、選ぶ場面を分ける

店内で食べる、持ち帰る、予約する。ランチとディナー、単品とコースでも、必要な案内が変わります。最初に利用場面を分けると、カテゴリー名やページ内の順番を決めやすくなります。

一つのメニューを確認する五つの欄
欄掲載前に確かめること
料理・商品の名称店頭・予約画面・注文時の呼び方と揃える。写真だけで名称を省かない。
内容主な材料、量やセット内容、選べるもの。確認できない印象表現で補わない。
価格税込・税別、店内・持ち帰り、追加料金など、実際に選ぶ際の条件。
提供条件曜日、時間、数量、予約の要否、季節など。終了したら誰が直すかも決める。
次の行動店頭注文、予約、持ち帰り注文など、実際に使う入口と同じ名称で案内する。

全部の料理へ長い説明を付ける必要はありません。初めての人が迷いやすい代表メニューや、注文条件が違うものから整えます。

2. 写真と文字に、別の役割を持たせる

写真は料理の質感、大きさの手がかり、店の世界観を伝えます。文字は、名称、価格、選択肢、提供条件を確かめるために使います。写真内の文字だけに情報を閉じ込めず、料理名や価格をページ上の文字でも読めるようにします。

撮影時は実際に提供する器、盛り付け、量と大きく異ならないかを確認します。季節限定品や撮影用の小物が、常に注文できる内容に見えないよう、説明と公開期間も揃えます。写真の役割はホームページ写真の準備でも整理できます。

3. 架空の記入例で、条件を近くに置く

以下は小さなカフェを想定した架空の例です。実在する店舗、商品、価格、アレルギー対応ではありません。

仮のメニュー記入例

季節の焼き菓子セット [確認した価格]
焼き菓子一品と飲み物のセット。店内では営業時間中に注文できます。焼き菓子の種類は当日の用意によって変わります。持ち帰りの可否、原材料に関する相談は、注文前に[店舗で確認した方法]からお尋ねください。

「季節」「当日によって変わる」「確認先」を料理名から離さず、選ぶ場所へ一緒に置いています。実際の店舗で取り置きや個別対応をしていない場合は、例に合わせて仕組みを作ったことにせず、現在の案内へ書き換えます。

4. 食物アレルギーの情報は、確認できる範囲と方法を決める

食物アレルギーに関する案内は、推測で一覧を作らず、原材料、仕入れ、調理環境、担当者の確認方法を店舗内で揃えます。メニュー変更や仕入れ先の変更で情報が変わる場合もあります。表示の有無だけで安全を保証したように読まれないよう、来店・注文前の確認先と、店舗で回答できる範囲を明確にします。

消費者庁の外食・中食での食物アレルギー情報では、事業者と消費者向けの教材や資料が案内されています(2026年10月21日確認)。Web原稿だけで運用を決めず、店舗の担当者が資料を確認し、実際の案内方法と一緒に整えてください。

外国語で案内する場合も、料理名だけを翻訳して終わらせません。原材料の確認、言語ごとの更新、店舗で対応できる言語を分け、多言語化の準備につなげます。

5. Web、店頭、予約先の「正本」を決める

価格や内容が複数の場所にあると、一部だけ古く残ることがあります。どこを変更の元にするか、同時に直す場所はどこかを一枚へ書きます。

  • 店内メニュー、持ち帰り案内、ホームページ、予約・注文先に同じ名称があるか。
  • 価格、提供時間、売り切れや終了の扱いが揃っているか。
  • 変更を決める人、原稿を直す人、公開を確認する人が決まっているか。
  • 終了した写真や告知を、いつ外すか決めているか。

営業時間や店舗の入口は、メニューと別の用事です。アクセスページの案内と役割を分け、メニューから来店・予約へ迷わず進めるリンクを置きます。

公開前に、スマートフォンで一品を探してみる

実際の画面で「価格を確かめる」「提供時間を見る」「予約・注文へ進む」を行います。横長の表や画像が小さくなりすぎないか、限定条件が料理名から離れていないか、外部の予約先から戻れるかも確認します。

メニューの原稿、写真、店頭で使う名称、更新担当が分かれば、全部を作り直さなくてもページの役割を相談できます。飲食店・小売店を含む入口は業種に合わせた伝え方でご案内しています。

紙のメニューや店頭の案内から、Webで選べる情報へ整理します。

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